駆ける馬
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No.1309
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クリークにとっては好位よりやや後ろ。 更に内側に押し込められて逃げ場が無い。 警戒されてこうなったと言うより、悠が自らここに入り込んだのだ。 スタートから最初の4コーナーを回った所で内側で囲まれた悠が薄く笑う。 先週の秋華賞のオータムリーヴスでもインで周り、一つ試せるか確認した事があった。 それがどうやら試せそうだと改めて確認したのだ。 そんな悠とクリークは中団内側で脚を温存。 スタミナ自慢のクリークとは言え、3000mは未知の領域。 その為に内側にあえて入り、スタンド前辺りでは仮柵が取り払われた内側5mの所謂じゅうたんコースに入り込んでいる。 この場所は大レース用にだけ解放され、開催後半で荒れてきた馬場と違って抜群のコンディションの場所。 当然他の馬も入りたい場所なのだが、囲まれるリスクも付き纏う。 そのリスクを犯してまで悠が内側に拘ったのは、クリークにラストスパートで本気を出させる為だった。
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