アイドルジョッキーの歩む道は
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No.128
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尚樹は長男であるが後妻の子であり、当主は女であっても前妻の娘の樹里に決まっていた。 それは一族の意向や前当主拓磨の意向もあるが、前妻を立てる希美子の気持ちの強さが一番の要因だった。 それに、当主としての器は樹里の方が遥かに上だし、浅岡家は婿養子に抵抗は無い。 「龍也の事は感謝しています、奥様」 「感謝なんていいのよ・・・そんな事より早くうちの尚樹を貴女の婿養子として迎えて貰いたいわ」 長男であるが当主になれない尚樹だけに、婿養子に出してしまえる訳だ。 紗英にとっては気持ちの問題以外は実にいい縁談である。 しかも、龍也を世話して貰い馬まで預けてくれる浅岡家の頼みとあらば断れる訳がない。 今までのらりくらり交わしていたが、希美子の口からはっきり言われると言う事はもう待てないと言う話だろう。 変な所で約束に拘る樹里が『結婚と出産は紗英と一緒かいい』と言って結婚してないのが妙にプレッシャーになっていた。 「はい、光栄です・・・良しなにお願いします」 「まあ、良かったわ・・・これで黒崎家と縁続きになれるなんて素敵な事ですわ」
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