駆ける馬
-削除/修正-
処理を選択してください
No.127
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
剛腕が力の限り追い込んできたゴールドウェイ。 シロノライデンを一気に交わし、シンボリルドルフに迫ろうとした。 しかし・・・ そのゴールドウェイの豪脚すら止まったようにシンボリルドルフはもう一段加速。 スピードが落ちて無い筈のシロノライデンは置いて行かれてしまったのだ。 ゴール板を3着で通過したシロノライデン。 だがそれは完敗の3着だったのだ。 クールダウンで馬を走らせる澪。 勝負ができるなんてレベルではなかった。 前を颯爽と走るシンボリルドルフに隙なんて1つも無かったのだ。 そんなシンボリルドルフが脚を止める。 そしてシロノライデンと澪を見た。 意志の篭った目で。 控えよっ!! そう聞こえた気がした。 同時に澪は全身を電流で撃ち抜かれたような感覚になっていた。 そう・・・ 目の前に居るのは、紛れも無く王者で、勝負はおろか近づく事すら許されなかったように感じたのだった。 「まるであれは・・・皇帝だな」 「名の如く皇帝ルドルフだな」 誰かがそう言う。 この走りを目撃した者全てがその言葉に納得しただろう。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
スポーツ
>
駆ける馬
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説