駆ける馬
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No.1265
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「まさか人数が増えて帰ってくるとはねぇ」 喜んでいいのか呆れていいのか分からぬ顔で裕美がそう言う。 「戦力が増えたから喜ぶべき事だ」 ラルフの方は笑っている。 猫の手も借りたい涼風ファームにとって、これは大きな戦力だ。 それは裕美の娘、由紀がではない。 由紀もそのうち大きな戦力になるだろう。 だがそれは今では無い。 戦力になるのは赤ん坊を抱く由紀の横にいる男・・・ 彼はラルフ達の従兄弟であるニックだ。 「久しぶりだなニック」 「日本は良い所だなラルフ・・・それにオンナもいい」 彼の一族だけあってイケメンかつ女好きなのは同じ。 ラルフの弟であるジョンと同い年かつ同年代だから2人は元々仲が良かった。 「はぁ・・・この歳でおばあちゃんになるとは思わなかったわ」 少し落ち込んだように言う裕美。 まさか留学して旦那と子供を得てくるとは想像してなかった。 しかも彼女も孫と同じ歳の女の子を今年産んでいる。 「繁殖牝馬じゃよくある事だろ?」 「・・・まあそうよねとは言いたくないげどね」 落ち込む裕美にラルフが慰めにならない慰めの言葉。
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