駆ける馬
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No.1263
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┗匿名さん
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これは賢い馬だ。 デビュー前の調教が良かったのもあるだろうが、そもそも賢いのだろう。 賢さは勝てる馬の1つの要素でもあった。 レースを知ってるなら良い。 ならば競走馬としてのポテンシャルが見たい。 最終コーナーで馬任せに3番手まで位置を上げた澪は、直線に入り馬にゴーサインを出した。 その瞬間、馬がドンと加速する。 ラモーヌのスッと伸びる加速でもなく、オグリキャップのグイッと伸びる感じでも無い。 一番近い表現は爆発・・・ 尻を蹴飛ばされたような感触で加速するガステリアは、大柄で筋肉質な体格そのもののパワーで加速する末脚だった。 一気に3頭を抜き去りぶっちぎる。 福島の短い直線など関係無い。 1馬身2馬身と差は開き、ゴールした時には7馬身。 圧倒的な加速だった。 圧倒的な勝利後、記者からはオグリキャップとの差を聞かれた澪。 新幹線と暴走機関車と答える澪に奥原も成る程と笑う。 ネーミングは兎も角、黒鹿毛の馬体と大きめの流星が蒸気機関車にも見えない事は無いから、紙面等ではそう書かれるようになったのだ。
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