駆ける馬
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No.1258
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それを外から見ているのはラルフ。 「やっぱり無事にデビューできた感慨は大きいな」 今でこそ大人しいが、生まれた頃から大柄でやんちゃ。 母馬のセントオーキッドを困らせ、子馬の中では断然のガキ大将。 馴致に入っても随分手こずらせた馬だ。 それをジョンとラルフで粘り強く馴致してきた訳で、そのお陰もあって今は大人しいのである。 ただ筋肉質で雄大な黒鹿毛の馬体は父親のグリーングラスに良く似ており、馴致、調教と進むごとに才能を感じさせていた。 そんな手こずらされた思いがあったから、デビュー戦をわざわざラルフが見に来た訳だ。 それだけでなく、今年はノースウィンドをアメリカに向かわせた為に、このガステリア一頭しか樹里の所有馬がいない。 セリなども見てはみたものの、今年気になる馬がいなかったのもある。 そして今回の鞍上は澪。 誰に任せるか迷った奥原だったが、ラモーヌでコンビを組んだ彼女に任せる事にしたのだ。
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