駆ける馬
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No.1232
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直線に入りアインリーゼンが抜け出す。 末脚勝負となると不利なアインリーゼンだけに、ここでどれだけ距離を作っておけるかが勝負だ。 それに追随する馬はいない。 垂れた先行馬を避けながらコース一杯に広がり、タイミングを伺っていた。 アインリーゼンが一頭抜け出す中、残り300mに迫ろうとする辺りでようやく動きが見える。 フリートーク、アラホウトクが仕掛けて追走。 そこから少し遅れてオータムリーヴス、シヨノロマン、そしてプラニフォリアが同時に仕掛けたのだ。 これはお互いが意識したのではなく、それぞれの事情によるものだった。 中団の良い位置で仕掛けられた悠とオータムリーヴス。 垂れた馬の為に外に持ち出したタイミングで仕掛けた澪とシヨノロマン。 そして、最内で馬群をこじ開けて仕掛けた的家。 差は無い位置からの仕掛けだったが、その位置取りが明暗を分けた。 伸びるオータムリーヴスとプラニフォリアが瞬く間に先頭を捉える一方、シヨノロマンは伸び切らない。 それどころか、大外から物凄い脚で上がってきた馬に差されてしまう。
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