駆ける馬
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No.1205
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そしてレースは、期待通りの圧勝劇。 レース前に瀬戸内から澪は『できる限り派手に勝って欲しい』と注文を受けていたが、その通りのぶっち切りで勝ってのけた。 これはクラシック候補の同世代への宣戦布告・・・ ではなく、クラシックから締め出した中央競馬に対する宣戦布告になったのだ。 オグリキャップの圧勝を受けた翌日。 クラシックの意義が問われる中で桜花賞が始まる。 こちらは牝馬ながらクラシックの晴れ舞台であるが、馬主席の話題はオグリキャップであった。 「あの素質でクラシックに出れないとは・・・」 「いやはや、制度とは言えねぇ・・・」 「全くですな・・・フェアではない」 自分の馬がクラシックで勝って欲しいと言う思いがあれど、真の実力馬が栄冠を得るべきと言う思いも馬主達には強い。 オグリキャップの問題は、そんな馬主達にとって問題提起となっていたのだ。 そして、その問題提起が世間を巻き込みつつあるのも皆感じていた。
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