駆ける馬
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No.1203
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一方、勝利した澪は流石に涙が込み上げてきていた。 クラシックは全て惜敗。 それでも誰も澪を責めなかった。 澪を責めなかったと言うより、関係者全てが歯痒い思いをしていたからこそ、澪だけの責任にならなかったのだ。 だから余計に澪はこのレースはと言う意気込みがあったし、仁藤や松山も意気込んで万全の仕上げをしたのである。 その結果、プチソレイユを破る事にはなってしまったが、どうにか結果を出せた事に安堵していたのだ。 「これで無冠の帝王を返上やな」 安堵の表情で言う仁藤。 だが、これで終わりではない。 「天皇賞も宝塚も獲りに行かんとな」 「ええ、勿論そのつもりです!」 澪としても、これで満足ではない。 リトルウイングはもっと勝っていけると信じているのだ。 こうして春のG1、2戦目も樹里の所有馬が戴冠。 次の桜花賞もと期待が膨らむばかりだった。 その桜花賞の前日。 ニュージーランドトロフィーにオグリキャップが出走していたのである。 びっくりするような過密ローテだが、これには止むに止まれぬ事情があったのである。
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