駆ける馬
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No.1184
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一方、勝った澪はこんな時期にも関わらず汗だくだった。 タフなレースをしたと言うより、性的に一戦交えたような汗・・・ ウイニングランでオグリキャップの鬣を撫でる仕草は、行為の余韻を味わっているようだった。 勿論、他人はそれを理解しえないが。 「惚れましたね、ベタ惚れですよ!・・・素晴らしい出会いをくれた関係者の皆様には感謝しかありません」 若干興奮気味でインタビューに答えた澪。 色んな意味の興奮であったが、オグリキャップの凄さをアピールするに十分であった。 次の日のスポーツ新聞には『栗東の姫が見初めた田舎上がりの灰被りの君』とのシンデレラストーリーを男女逆にしたような描写が紙面を踊ったが、これはまだ序章にしか過ぎなかったのだ。 その頃、涼風ファームは出産シーズンを迎えていた。 牝馬達より一足先に出産を迎えたのは人間のメス達。 今年は5人共比較的安産であった。 だが、そんな中でトラブルがあった。 幸子が出産で牧場を離れた所で、サクラスターオーの体調が急変。
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