駆ける馬
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No.1131
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とは言え、プチソレイユに余力は十分残っている。 勝つのは中々難しい相手とは言え、そうでなければこんな戦術は取らない。 自慢のスタミナで後続の脚を封じていく事が数少ない勝機を引き寄せる術と思っていたのだ。 それは隣の郷家も同じ。 そして彼はベテランであり、多くの引き出しを持つ名手でもある。 澪が早いペースの中でもプチソレイユに息を入れさせたタイミングを見逃さなかった。 手前を変えてスッとレジェンドテイオーを前に行かせる。 プチソレイユを少し交わし、レジェンドテイオーが初めて先頭に立った。 プチソレイユのやや後ろで温存していた余力をここで使ってきた訳だ。 そのままコーナーを回りながら加速させる。 強気な性格と強引な戦法を得意とすると言われる郷家だが、その騎乗技術はトップクラス。 遠心力を上手に殺しながらコーナーを回る技術は絶妙だった。
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