駆ける馬
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No.1129
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嫌な展開になったと郷家が呟く。 長距離戦らしいスローな逃げに持ち込んで、あわよくばを狙うと言うレジェンドテイオーのプランは崩壊している。 だから引くかと言われればそうではない。 売られた喧嘩は買う。 それが郷家の乗り方だ。 故に2頭で競ってペースが上がってしまっている。 このペースは明らかにレジェンドテイオーには酷ではある。 だが、下がれば差し返す脚を持っていない。 つまりプチソレイユと競り合って心中するしか無い訳である。 それならばと郷家は切り替える。 彼もベテランであり長年関東でリーディング争いしてきた名手だ。 強気なだけで生きてきた訳でない。 1コーナーに差し掛かっても郷家はレジェンドテイオーの手前変えをあえて行わなかった。 つまり、この早いペースの中でも温存策を取ったのだ。 この辺りはベテラン故の妙手だった。
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