駆ける馬
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No.1113
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これは澪も驚いてしまった。 だが、シャロンは破れ被れで大逃げに持ち込んだのではない。 シャロンは香港でリーディングを取る若き名手である。 この競馬場の隅から隅まで知り尽くしているホームグランドであり、ここの勝ち方を最も知っている騎手でもある。 しかもフライングダンサーはマイルが花形の香港にあって非主流派であるスタミナ型。 そのスタミナ型が香港のよく整備された軽い芝を走るのだ。 そう簡単に尽きるスタミナではない。 勿論、一本調子でぶっ飛ばせば流石にスタミナは持たないのだが、スタートダッシュから少しずつ速度は落としている。 更に単に速度を落としただけではスタミナ温存がバレてしまいかねない。 故にわざと区間ごとのラップを一定させず、無謀な暴走で制御できていないと見せかけていた。 そんなシャロンのフライングダンサーに対して、ムトトやトニービンは後方待機策を取る。 それ以外の有力馬も軒並み後ろの方だ。 逆にウィンドフォールと同じく前目で競馬をしている馬もいた。 シアトリカルだ。
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