アイドルジョッキーの歩む道は
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No.109
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ペンネーム
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何時も通り飄々と谷口はしてた。 そしてちょっとだけ真顔で碧に耳打ちする。 「抑えちゃ駄目だぜ・・・あれはクレイジーなぐらいがいい」 「えっ・・・」 先輩としての純粋なアドバイスだろう。 他のジョッキーや調教師なんかは、碧に関わったりアドバイスくれたりする人間はかなり少ない。 周囲が敵の中、碧がやっていけるのは、こんな数少ない味方が優しいからだろう。 「あれはね、きっと凄い馬になるぜ・・・まさしくキチガイに刃物だ」 「それ、誉めてません・・・でもありがとうございます」 勝った騎手に慰められていれば世話は無い。 だが、気持ち的には楽になった。 検量を終え、観戦に来ていた樹里の元へと行く。 すいませんと言いかけたが、反ってきたのは樹里の抱擁だった。 「碧ちゃん、いいレースだったわ!」 「わわっ?!、すっ、すいませんっ!」 面食らう碧だが、樹里は構わず抱擁し続ける。 本人に自覚は無いが、関係者全員から信頼されてるからこそのこんな態度なのだ。
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