駆ける馬
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No.107
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間違い無く、元夫の佐原祐志だ。 目的は、樹里に対して俺のモノだとアピールするマーキング行動なのだろう。 嫌な男だと思いつつ、決して嫌いになれない樹里であった。 そんな気持ちになりながらも、改装の終えた涼風ファームに樹里がやってきた。 繁殖牝馬と子馬の馬房に続き、老朽化していた事務所や住居施設が完成。 ヨーロッパ風の落ち着いた色合いの建物は、観光客を招いても大丈夫だろう。 牧場と合わせての写真撮影でも映えると思うぐらい素敵な造りに樹里も満足していた。 事務所棟に連なり、真奈達の住居棟や従業員宿舎、そしてゲストハウスを兼ねた建屋も樹里の思った通りのものが出来ていた。 「素晴らしい出来ですね」 「はい、こんなにして貰っていいのかと・・・」 健三の頃も出資して改装する話は持ちかけられていたが、慎太郎はそんな費用あるなら馬に使うタイプだった為、戦前の建屋をそのまま使っていた経緯があった。 そんな古めかしい建物から打って変わって新しい住居になった事で、奈帆を始めとする子供達は大喜びのようだ。
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