駆ける馬
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No.1054
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澪はまだ諦めていない。 騎手をやっていてこんな事態は何回も遭遇したし、アウェーとはこう言うものと地方遠征で知ったのもある。 そして、これをどうにか挽回してこその騎手だと自負もしていた。 彼女は待つ、その時を・・・ 暫くして、その時は現れた。 少し開いた隙間をやや強引に割り込む。 中央でやるにはお行儀は良く無いが、地方の騎手なら必ず捻じ込んでくる間隙。 地方遠征で得たものだ。 無理矢理捻じ込ませれば女帝はやる事を理解している。 牡馬に負けないパワーで隙間をこじ開けると、グイグイと脚を伸ばしたのだ。 フェートノーザンやワカオライデンを振り切り、テツノカチドキを交わしたのがゴール手前。 そのまま先頭で駆け抜ける。 まさに女帝ガーベラの強さを際立たせた一戦だったのだ。 ガーベラの次走はチャンピオンズカップ。 そして、年明けのフェブラリーステークスがラストランとなる。
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