駆ける馬
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No.1024
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狂気のレースの最後を締めくくったのは、トランポリノの驚異的な豪脚だった。 まさにそれは圧巻だった。 先に加速したトリクティプやラモーヌを見ながら、直線半ばからのゴーサイン。 バテた先行勢を交わすロスがあったムトトやトニービン、大外に持ち出したトリクティプとラモーヌの間・・・ ここぞと言う間隙を縫って、最短距離で並ぶ間も無く交わしてゴールしたのだ。 しかも、前年のダンシングブレーヴが記録したコースレコードを大幅に縮める走り。 良血の期待馬ながらG1未勝利のトランポリノの勝利は、大本命リファランスポイントの敗戦と同じぐらいの衝撃を放ったのだ。 そして、ゴールを過ぎて下馬したゴーウェン。 前脚を引き摺るリファランスポイント。 己のプライドを賭けた故の代償・・・ 苦渋のゴーウェンとは対照的に、リファランスポイントの瞳は澄み切っていたのだった。 色々衝撃だった凱旋門賞。 樹里もどう言って良いのか、言葉を失っていた。 「素晴らしい結果だろうな・・・ラモーヌの4着は」 隣の祐志の言葉。
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