翼は彼の安全を考えたうえでの発言したのだが。
何を勘違いしたのか、それを聞いた真魚は下世話な笑みを浮かべて冷かしてきた。
「おやおやぁ?風紀委員の翼さんは、生徒の見本とならなければならないんじゃないんでしたっけ?」
「茶化すなっ。それより真魚、おまえ結界術式か回復術式は使えるんだろうな?
できなかったら授業に受けに行ってもらうぞ」
「誰に言ってるの?それくらい誰だってできるって」
こうして八雲は風紀委員の翼と真魚とともに風紀委員本部へと連れて行かれることになった。
そこで待ち受けているものは天国か、はたまた天国にかこつけた地獄のどちらか。
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