PiPi's World 投稿小説

とある勇者っぽい一行…-投稿-

幸せそうに横になるレトラの傍で、アレスはヘトヘトになっていた。

「もーーダメだ、もう出ねぇ……悪いが俺は、休ませて貰うぜ」

精根尽き果てたアレスは、フラフラしながらも寝床を用意すると、眠りに付いた。
身体の火照りがとれた女達の3人も、アレスが出したモノを処理すると、眠りに付いた。
翌朝、朝食を終えたアレス達は、旅の支度をしていた。

「あのー、次の町までもう少しかかるんですよね?」
「ああ、この山を越えて進んだ先の筈だ」
「私、ちょっと寄りたい所が、有るんですけど……」

支度の途中、レトラが話し掛けてくる。

「うん、どこ?」
「この近くに小さな神殿があると、聞いた事があったのを思い出したので、ちょっと寄ってみたいなぁ……と思いまして……ダメですか?」
「いいんじゃないか、みんなはどう思う?」
「急いでないし、いいんじゃない?」
「私も構わないわ」

レトラの提案にリンとサオリの同意が得られる。

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