幸せそうに横になるレトラの傍で、アレスはヘトヘトになっていた。
「もーーダメだ、もう出ねぇ……悪いが俺は、休ませて貰うぜ」
精根尽き果てたアレスは、フラフラしながらも寝床を用意すると、眠りに付いた。
身体の火照りがとれた女達の3人も、アレスが出したモノを処理すると、眠りに付いた。
翌朝、朝食を終えたアレス達は、旅の支度をしていた。
「あのー、次の町までもう少しかかるんですよね?」
「ああ、この山を越えて進んだ先の筈だ」
「私、ちょっと寄りたい所が、有るんですけど……」
支度の途中、レトラが話し掛けてくる。
「うん、どこ?」
「この近くに小さな神殿があると、聞いた事があったのを思い出したので、ちょっと寄ってみたいなぁ……と思いまして……ダメですか?」
「いいんじゃないか、みんなはどう思う?」
「急いでないし、いいんじゃない?」
「私も構わないわ」
レトラの提案にリンとサオリの同意が得られる。
↑に続く文章を投稿して下さい
©2002-2024 PIPI's World 『投稿小説』 All Rights Reseved. | 投 稿 小 説 |