「…タ…ま…ケー…さ…」
首に鈍痛があるものの、信じられないくらい柔らかくて温かな場所で横になっているみたいだ
このまま夢の中に帰りたくてたまらないのだが…
「ケータさま…起きて…ください…」
俺を呼ぶ声に意識が引き上げられていく
「…んっ…ふあぁぁっ」
目を覚ました俺が真っ先に見たのはヴェール?ごしに輝くクリスタルっぽいシャンデリアだった
さっきから感じる柔らかさはどうやら布団みたいだと思いながら寝返りを打つと…
「ケータさま、おはようございます…」
嬉しそうなはにかんだ笑みで添い寝している黒髪の美女、俺が庇った後輩の姿だった
「浅宮…さん…?」
「はいっケータさま…! あなたの浅宮スミレですっ…!」
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