しばらくお互い無言だった後、未来さんは言った。
「あのね、実は、笑わないで聞いて…私、龍希君の…子供を産んでもいい、みたいに、一瞬、思ったんだ」
「えっ?!」
「もちろん、そんなことしちゃだめ、って、わかってる」
そう言うと未来さんは湯舟から上がり、シャワーを下半身に下からかけ始めた。
「龍希君、フェロモンすごいって、聞いてたけど、こういうふうに考えちゃうってことなんだね…うん、気をつけるよ」
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