「もしかして、玲華としちゃった?」
「えっ?」
「だからー、セックスに決まってるでしょ?」
カズキが眉をしかめて首を横にゆっくりとふった。
「ちょっと、何でへこんでるの?」
カズキがため息をついて部屋に戻っていく。
「玲華、あたしのカズキに何してくれてたの!」
綾が怒りもあらわに浴場に来て叫んだ。
玲華はちょうど湯から上がったばかりだった。
「あたしの、とは聞き捨てならない言葉だ。どうかしたか?」
「どうもこうも、カズキを落ち込ますなんて、何か言ったり傷つけたのなら、本気でやらせてもらうからね!」
「落ち込んでたのか?」
「ため息ついてた、なにしたのよ!」
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