俺は申し訳なくて、帽子を脱いでアマンダさんに頭を下げた。
「オーケーオーケー」
幸い、怒ってはいなかったみたいでアマンダさんは許してくれた。
愛が、「落ち着いて」というように見つめてくる。
今度こそはちゃんとしたコースに投げないと……打たれようが何だろうが、ケガさせたくはない。
慎重に狙いを定めて、投げる。
ヒュッ!
バシッ!
「オオゥ、思わぬボールね」
俺は単にまっすぐ投げたつもりだが、意外とうまいコースに入ったらしくアマンダさんは空振りした。
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