眼前の軍服姿の王女に対し、エセルはさらに傲然と覇者の風格をもって問う。
「ところで、名を聞いていなかったな。答えよ」
「…断るわ」
「なればお前の国の赤子を一人殺す」
「わかったわよ…ブレディネア・アリーナ・アヴァロンよ」
「ではブレディネアよ、脱げ」
「ぐっ……」
「せめて最後は王女らしくするのだな」
「……」
アヴァロン王国の姫、ブレディネアが、視線でエセルを殺せそうなほど激しく睨みながら、毅然とした態度で服を脱ぐ。
「よい姿ではないか」
脱いだブレディネアは、赤子の頭より大きな乳房を受け止める豪奢な白いブラジャーと、同じデザインの白い華麗なショーツのみの姿となった。
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