先祖がえり
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No.967
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留美は一つ息を整えると 「・・・私、誤解していたみたいです。」 「・・・誤解?」 「ええ。あなたのこと、子供をほったらかしにするひどい人だって・・・」 最後に自分の思いを伝えることにした。 「あら、それなら間違ってなんかいないんじゃない?」 明美は自嘲してみせる。 しかし留美は頭を振ると 「いいえ。大間違いでした。あなたは、私なんかよりずっと、この子のこと思っていて・・・」 「・・・・・・」 「・・・だから・・・」 自分の思いを伝えるために、腕をさしだすこと無く真っ直ぐに明美を見つめていた。 「・・・? 留美ちゃん?ほら、腕を出して・・・」 「嫌です。絶対に。」 「そんな・・・あなたしかいないのよ。お願い。」 明美は困った顔で留美に頼みこむ。 だが、留美の決意も固い。 「いいえ。絶対に嫌です。それに・・・」 留美は明美の胸元、狐太郎の方に目線を向けると 「・・・この子の話も聞いてあげてください。」 「えっ?・・・こ、こーちゃん?!」 「・・・うう・・・ひぐっ・・・っく・・・」 狐太郎はすでに目を覚ましていた。 それどころか次から次へと涙を流している。
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