先祖がえり
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No.966
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「・・・こんなにこの子のこと放っておいたのに、まだ私を母親って言ってくれるのね。」 明美はそう言うと大きく息を吸って 「・・・そうよ。母親よ。母親だからこそこんなことが出来るの。」 留美に話しかける。 「誰よりもこの子のことを思って、誰よりもこの子を愛して・・・だから、この子のためだったら自分の身がどうなろうと関係ないの。」 「・・・耐えられるのですか?」 「耐えられるはず無いじゃない。こんなに可愛い子に二度と会えないのよ?」 留美の質問に即答する明美。 「じゃあ!」 「でもね、それでも・・・この子のためならそんなことどうでもいいわ。だって、私はこの子の母親なんですもの。」 明美は話を遮ってまで自分の思いを伝えると、笑顔で留美を見つめる。 「・・・どうして、笑顔でいられるんですか?」 「だって・・・こーちゃんの元気な姿が見れたし、それに・・・ここに居ればこの子は幸せなんだから。泣く必要なんてないわ。」 「・・・・・・」 「・・・さぁ、留美ちゃん。私からの最後のお願い。この子のこと絶対に守ってあげて。」 どうやら決意は変わらないようだ。
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