先祖がえり
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No.965
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すると 「・・・・・・出来ません。」 留美は小声でそう呟くと伸ばしていた腕を降ろしてしまう。 「・・・留美ちゃん?ほら、早く。この子起きちゃうわ。」 「出来ませんっ!!」 明美の言葉に留美は顔をあげて否定する。 その目には涙が浮かんでいた。 「・・・留美ちゃん・・・」 「どうして・・・二度と会わないだなんて・・・いくらこの子のためだからって・・・」 「・・・・・・」 「あなたはこの子の母親でしょ?!なのに・・・どうして・・・」 明美の発言の意味が分からない留美。 自分でも狐太郎と二度と会えないだなんて到底耐えられるものではない。 それが我が子であったらなおさらだ。 だが、目の前の女性は辛そうな顔一つせず二度と会わないと自ら言い放った。 それが分からない。なぜそんなことが言えるのか。 そうも簡単に我が子を手放すのかと思えば腹立たしくもあった。
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