セレブハーレム
-削除/修正-
処理を選択してください
No.6
┗
修正
削除
※残り修正回数=4回
ペンネーム
┗組長
本文
俺が自分の事を覚えていないと知った彼女の変化は、まるで天国から地獄へと突き落とされたように劇的で、罪悪感さえも呼び起こされる程だった。 「・・・お、覚えてないの龍ちゃん?」 「も、申し訳ございません・・・」 「そ、そんな・・・小さい頃から、あんなに私を慕ってくれていたのに・・・」 突然に覆い被さってくる驚きと嘆きに彼女はどうして良いか分らず・・・ 「はぅっ・・・」 とりあえず卒倒した。 「ワーッ!!だ、大丈夫ですか!?ダレかー!い、医者ー!!」 俺は倒れこむ彼女をとっさに両手で支える。 「ああ・・・だ、大丈夫よ龍ちゃん・・・龍ちゃんに存在自体忘れられていたのが、ちょっとショックで・・・イリス!龍ちゃんを応接間にお通ししなさい!」 「畏まりましたお嬢様・・・」 「龍ちゃん少し待っていてちょうだい・・・スグに元気になるから・・・はぅッ」 「ワーッ!!」 「さあ、龍輝様。こちらに・・・」 「で、でも・・・」 「ご安心下さい。お嬢様にはよくある事ですので・・・」 そうして俺はイリスと呼ばれた銀髪のメイドに腕を掴まれ、引き摺られるようにその場を後にした。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
ハーレム
>
セレブハーレム
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説