先祖がえり
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No.551
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加奈もまた、留美の後ろをついて行きながら思案していた。 (先程のご主人様のお顔・・・それに、あの留美様の反応・・・) 加奈にはどうも引っかかってならないようで、あれこれ考えている。 (・・・留美様、何かを怖がったお顔でした・・・でも、ご主人様のことを第一に思ってらっしゃる方がそんなこと・・・) しかしいくら考えても答えは出てこない。 (・・・とにかく、ご主人様のお世話をしなければ・・・) これ以上考えても無駄だと思った加奈は最優先事項を改めて思い出ていた。 「・・・さ、コタちゃん。お部屋に着いたわよ。」 部屋の中に入ると、留美は胸の中の狐太郎に話しかける。 しかし 「・・・・・・」 「・・・? コタちゃん?」 「・・・えっ?あ・・・」 何かを考えていたのか、狐太郎の返事が遅れた。 留美は首を傾げながら 「・・・どうしたの?考え事?」 少しでも力になろうと話を聞こうとする。 だが 「・・・ううん。何でもないよ。ありがとう、お姉ちゃん。」 狐太郎は首を振って否定し、留美を見上げて笑顔を浮かべる。
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