先祖がえり
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No.373
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「あ〜〜・・・むぐっ。もぎゅもぎゅ・・・」 その様子を見守る加奈と美咲。 「・・・ンクッ。うん、美味しいよ。」 エヘッと笑う狐太郎。留美は 「じゃあコタちゃん、もう一個。あ〜〜ん・・・」 さらにもう一つのいなり寿司を狐太郎の口に運ぶ。 「うん。あ〜〜・・・んっ。むぎゅむぎゅ・・・」 留美が加奈と美咲の二人を見やる。すると美咲は先ほどと違って祈るように狐太郎の返事を待っている。どうやらこっちが美咲の作ったものらしいと分かる。 「・・・ングッ。」 ついに狐太郎が美咲の作ったものと思われるいなり寿司を飲み込んだ。 そして 「・・・美味しい・・・」 狐太郎の返事を聞いてガバッと顔をあげる美咲。その目には若干涙さえ浮かんでいる。 「ほ、本当ですかっ?!」 「うん!さっきのも美味しかったけど、こっちも美味しいよ!」 そう言って笑う狐太郎。喜ぶ美咲だが 「・・・ご主人様、どちらが美味しかったでしょうか?」 無常にも優劣をつけようとする加奈。彼女自身いなり寿司の出来で負けるのは悔しいようだ。 加奈の言葉を聞いてハッとする美咲。狐太郎の判定を固唾を飲んで見守る。 「・・・・・」
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