奴隷王
-削除/修正-
処理を選択してください
No.26
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗組長
本文
「よお遅かったな!」 約束の時間に遅れる事十分。俺は親友との待ち合わせ場所に付いた。 「悪い!悪い!」 俺は親友であるカドモス子爵に手を挙げて謝る。 「まあいいさ!それで今日は何人ぐらい買うつもりだ?」 「そうだな・・・まあ出物を見てからだな」 今日は月に一度開かれる奴隷市場の競売日だ。帝国中から集められた奴隷は大体この市で取引される。 「良いよなお前は・・・親父さんの後を継いだお蔭で今じゃ公爵様だ!確か第二王女殿下との婚約も決まったんだろ・・・全く人生万々歳だぜ!」 カドモスは良い奴なのだが、歯に衣着せぬ物言いの奴で言い難い事も平気で言う。もっともそう言う所が気に入って友達付き合いを続けているのだが。 「おやおや・・・たしかお前、結婚するのが嫌で逃げ回ってると聞いてるぞ!この間伯爵(カドモスの父親)に息子が放蕩で困ると愚痴られたよ!」 「ああ勘弁してくれ!それより急がないと競売が始まるぜ!」 そう言うとカドモスは自分の奴隷を引き連れサッサと自分のボックス席へ急ぐ。 「逃げたな・・・」 「ご主人様・・・我々も参りましょう」
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
ハーレム
>
奴隷王
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説