僕は決して強くはないから
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元々、柳瀬城と言うお城の本丸部分に柳瀬家本家があって、その周囲を取り囲む曲輪と言われる部分が四方にある。 その四方の曲輪が4つの分家の名前の由来だ。 僕が通学したり外に出る時は、東家と北家の間にある正門方向から出るので、今日行く南家は逆側になる。 初めて行く南家の屋敷は、東家と同じぐらいの規模だけど割とシンプルな造りだった東家と違って、まず入ると凄く綺麗な日本庭園が現れる。 「すごいよねぇ、これ」 「そうね、南家の涼月叔母さまは茶道とか華道とか舞踊とかのお師範さんだしね」 そんな事を言いながら母屋の玄関まで来ると、三人の女性が出迎えてくれる。 一人は美月ちゃん、もう一人は美月ちゃんより少し小さい子。 そして紗枝ママや理恵ママとよく似た女性。 凛とした女当主の紗枝ママや包容力のある理恵ママとは多少タイプが違う。 凄く美人で着物が似合って、柔らかさはあるけど芯のある感じ。 美月ちゃんとそっくりみたいだ。 「若様、若奥様、ようおいでくださいました・・・南家当主の涼月と娘の美月と葉月です」
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