下宿少女
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No.194
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−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 蘇ってきた記憶は、とても大切な思い出だった。 なぜ忘れていたのだろう。 確かにあの後、俺はとある理由で親戚の家に引っ越したが、それでも忘れてはならない記憶だろうに。 自分の愚かさに腹が立つ、彼女はあれからずっと、あの場所で待っていてくれていたのだろうか。 ガサガサ… 視界が開ける。 川岸には一人の少女が座っていた。 昔と同じように。 初めて会ったときとは違い、笑顔で。 「よっ!!!待ったか?」 「…今来たところ、って言いたいけど………さすがに待たせすぎじゃない?」 「うっ…それは………ごめん。」 「今年も来なかったら、さすがに諦めるところだったよ?」 「悪かったよ…」 「でも………いいや!!!約束、守ってくれたね。」 少女は俺の顔を見て微笑んでくれる。 その姿が昔の記憶と重なった。 「久しぶり、ゆう!!!」 「ああ、久しぶり…千夏。」 二人で顔を見合わせ笑い合う。 俺はようやく約束を果たせたのだった。
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