僕は決して強くはないから
-削除/修正-
処理を選択してください
No.193
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
七海ちゃんにそう言われながら、僕は改めて柳瀬家について聞いた。 まず紗枝ママと僕がいるのが『本家』 ここは柳瀬一族だけでなく旧家臣団の頂点に立つ、ある意味お殿様だ。 そして柳瀬家の一族は4つの家。 それぞれ本家の周囲の東西南北にあるから、方角を取って分けている。 七海ちゃんの実家で理恵ママが当主なのが東家。 美月ちゃんの家は南家。 すずねぇの実家は北家。 柳瀬家は圧倒的に女子しか生まれない家系なので、ここにいる一族は殆ど全てが女性だと言う。 これらが親戚関係だけど、それぞれの家が系列企業のオーナーをいくつも務めるお殿様でもあるので、七海ちゃんや美月ちゃんも『姫様』と呼ばれるぐらいだ。 それだけに一族4家とうまくやっていくのは大事な事みたいだ。 「何があっても悠くんは私が守ってあげる」 七海ちゃんはそう言って僕を抱きしめてくれる。 普通の夫婦なら逆だけど、多分間違いなく七海ちゃんに僕は腕っ節ではまず勝てない。 普通の男なら屈辱かもしれないけど、現実を受け入れた僕にとっては、それでいいのだと思っている。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
ハーレム
>
僕は決して強くはないから
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説