下宿少女
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No.192
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「それは無理だ…」 「ヤダッ!!!ヤダッ!!!嫌だよぅ…」 少女の目には大粒の涙が浮かび、溢れだしていた。 少年は手を少女の顔に当て、涙を拭ってやる。 「俺は帰らなきゃダメなんだ…」 「せっかく会えたのに……せっかく仲良くなったのに……せっかく………」 「泣くな…お前の泣いてる姿は見たくない…」 「………ぐすっ」 少年は少女の涙を止めようと考えを巡らす。 なかなかいい案は出てこなかったが、口は勝手に動いていた。 「今回は帰るけどさ、もし次に来ることがあったらここでまた会おう。」 「ふぇ…?」 「いつになるかは分からないけどさ、お互いにこの近くに来たときは必ずここに来るんだ。そうすれば、きっとまた会える。」 「…絶対?」 「ああ、だから泣くな。お前は笑っている顔が一番かわいいと思う。だから笑っていてくれ。」
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