先祖がえり
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「はい、かしこまりました、源之助様。 さぁ、狐太郎様、こちらです。」 加奈に促され、ついて行くことになった狐太郎。しかしまだ心のどこかで不安が残っているのか、留美に抱きついたまま動こうとしない。 仕方ないのである。狐太郎にとって加奈は全然知らない人。今までいじめられて来た狐太郎は、知らない人と共に知らない部屋に案内させられることに不安が隠せないのである。 そのことを悟ったのか 「・・・加奈ちゃん、こっちへいらっしゃい。」 留美が加奈を呼ぶ。 無言でやってきた加奈だが、留美の瞳をみて言いたいことを理解したのか、その場でしゃがみ 「さぁ・・・狐太郎様。こちらへ・・・」 と言って手を差し伸べる。 「・・・・」 不安が隠しきれない狐太郎は、少しの涙を浮かべながら留美を見上げる。 その顔のあまりの可愛らしさに留美は悶えながらも 「大丈夫よコタちゃん・・・さぁ・・・」 と言って促す。 促された狐太郎はふるふると震えながらも (・・・・ちょん) 差し出された加奈の手にゆっくりと触れる。
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