魔法×ハーレム!!
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校長から聞かされた話の内容は、結局の所、奥歯に物が挟まったような物言いで、詳しい事は教えられないし、誰にも言ってはいけないとの事だった。 柳は校長室から退室した後、独りごちる。 「校長はああ言ってたけど、結構重要な案件そうなんだよな 事が事じゃなきゃ引き受けるのに……」 「何が重要な案件なんですか〜?」 校長室から出て、周りの確認を怠っていた柳は、突然後ろからマリに話しかけられて心臓が飛び出そうになる 「マ、マリか!?いつからそこに居たんだ?」 「あら〜最初からですわ。柳ちゃんったら私たちに内緒で校長に会いに来てるのですもの 気になっちゃって」 「最初からって、校長との会話はどこまで聞いてた?」 「もちろん。全部ですわ〜」 あっけらかんと言うマリに柳は背筋が凍る思いだった。 例えるなら、浮気現場を目撃された亭主のような――客観的にみて柳に非はないが ――心なしかマリの背後に怒気を感じさえして気が気でなかったが、マリはそんな小さな女では無かった。
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