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………
「なるほど、パパというのはそういう事なのですね。」
私の説明でフィメーラ姫はパパが何か納得できたみたい。
「それではもう1人のパパにも報告してあげないとですね。」
フィメーラは従者に声をかけてガルファを部屋に呼ぶ。
「アタイをどうするか決まったのかァ」
勝負に負けたものの敗北した場合の事を一切決めていなかったためどうしたものかと城内で待っていたガルファは不貞腐れた様子だ。
「それはまだ決まってませんが、ガルファさんにも報告しなくてはならない事がありまして…」
………
「本当か!」
フィメーラの懐妊の報告に涙を浮かべるガルファ。
彼女にとっても子孫ができたということは嬉しいのだろう。
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