女学園の王子様
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「……っ、伯父さま?」 「すまないな、少し思い出にふけっていたよ……良くも悪くもここで始まったからな」 確かにホールは少々古めかしいが歩も分かる、そこに変わらぬ上品さがある事を……。 「櫟っ……彼女が……」 正信と同じ年頃である男性がシャンパングラス片手で寄ってくる。 「そうさ、漸く引き取れたよ……歩、彼は高坂 匠で私の学友だ」 「悪友だけどな、うん」 品が良い紳士に見えるが歩は彼の口元が少々歪んでいる事を見ると本音としてはベットの上で味わいたいのだろう……。 「親父っ……あんまりのみすぎるなよ、先生と病室で将棋相手する……おっと、櫟さん」 軽食であるローストビーフやサーモンのマリネを載せた皿を片手に来た少年、いや青年に近い年齢だろう……男性は歩を見る。 「おおっ、歩さんは初めてかな?愚息の輝だ、檜宮学園高等部一年」 「……櫟 歩です」 「高坂 輝だ……君の事は親父や櫟さんから聞いているよ」 「はい?」 歩は少しマテと言う表情になる。
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