女学園の王子様
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数時間後、歩は学生寮の自分の机に伏せていた。社交辞令のイロハなんて縁遠いモノと思っていただけに理解するにも苦労した。 「はぁ……」 ユカが言うにはこの学園じゃ初等部高学年には最低限知っているモノばかりで編入した彼女も当初は苦労したと言う。最も彼女は欧州の社交界を知っていたから苦労したのは茶道を初めとする日本伝統のモノと言う事になる。 「(あ〜キャラバンの方も気になるけど)」 あの子達は上手にやっていけるのか不安になる。 キャラバンは新たな体制でスタートしていた。園長先生はこれまでは後任が居ないと称して頑張っていたが歳には勝てずに引退する事になり……一組の夫婦が任される事になる、子供が出来ない事に嫌悪感を感じていたが勤め先の出資先である櫟財閥当主からの要請を受けたのである。 「余程デキが良いお姉さんだったわけね」 「性教育までは手が届かなかったか」 夫である棚賭 元は妻である朱実の呆れ顔を見る。残した歩のノートやルーズリーフに記載された内容が受験生もびっくりの量だ。そりゃあ全国模試でTOP20の常連にもなりうるし、妻の母校が入学試験無と言う破格の条件を出すにも頷ける。
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