作品ドロボウ バーニングジュン
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「キミノコトモ・・・ミズタニクンニ・・・マカセテイル・・・」 「本当に・・・酷い人ね・・・」 美奈子と水谷雄司は、当時から将来を嘱望された特待生として神崎門下で切磋琢磨した仲だ。 当時は仲が良い親友であり、恋人未満と言った関係だったが、美奈子が神崎の妻となる道を選んでからは、互いに複雑な想いを抱えていた。 しかしながら、神崎の研究を引き継げる人間は美奈子を除けば彼しかいない訳だ。 そしてサイボーグ化をしたとは言え、既に神崎の脳のダメージが限界で、今でも生きているのが不思議なレベルなのだ。 「モウ・・・ヤルコトハ・・・ヤッタ・・・」 神崎は車椅子の生命維持装置を止めた。 そして目を瞑る。 美奈子はその神崎を愛憎混じった目で見ていた。 「本当に・・・酷い人だったわ・・・」 もう愛してるのか憎んでるのかすらも分からなかった。 そして、彼女は天才科学者神崎進の生涯を見届けたのである。 神崎進の葬儀から一週間・・・ 水谷研究所にジュンと美奈子がやってきていた。 2人は水谷研究所に住み込むのだ。
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