「ええ……そうよ。あなたは?」
「私は卯月美和よ。この施設を調べるために来たら、モンスターに背後から襲われたみたいね」
「大丈夫、動けるかしら?」
二人は美和を支えようと寄り添っていた。
「大丈夫よ。私の他にもこの施設を破壊しようとしている人たちがいるから、あなたたちはその人たちと合流して……」
「そう……わかったわ。それじゃ……えっ!?どうして!?」
「扉が勝手に閉まって!?」
ダーティペアの二人は美和に言われ、外に向かおうとするが、強情な扉が勝手に閉まっていき、閉じ込められてしまっていた。そして、噴射口が開いて、室内にガスが流れ込んできていた。
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