しおりが帰ってからしばらくして望が、
「叶、手に持っているのって・・・」
「こ、これは・・・」
「どう見ても夢精だね。一概には言えないけど、男なら当たり前の事だよ。」
叶は少し戸惑いつつ、
「姉貴、いちいち笑うなよ。」
「叶の事だからしおりちゃんの事で・・・」
「(当たるっているから余計に腹が立つな。)」
こうして兄妹から姉弟になってしまった望と叶の高校生活は過ぎていくのであった。
(終)
↑に続く文章を投稿して下さい
©2002-2024 PIPI's World 『投稿小説』 All Rights Reseved. | 投 稿 小 説 |