宮野志保≠シェリー
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ふと気が付くと、足音が遠ざかる音がした。同時に幾つもの気配が消え、部屋には彼だけが残った。 私は意外な思いで顔を上げる。彼は先ほどよりも随分殺気を緩め、壁を背に煙草を蒸していた。 私を一度も見る事をせず、彼は呟くように問い掛けて来た。 「……どういうつもりだ、シェリー」 私は答えなかった。 彼がしゃがみ込んで私の目前に移動する。 目線を合わせない私の顎を掴んで、強引に自身へ向けさせた。 「裏切るなと言った筈だ」 私は恐怖を押し殺して、不適に微笑して見せた。最も、上手く笑んでいる自信はなかったが。
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宮野志保≠シェリー
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