悪の女幹部▼エファ様の欲求▼
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刺激がない、退屈。 陛下のそれは、きっと…。 エファナティカはかすかに表情を曇らせ、その隠し部屋の入口に手をおいた。 『おおお、良いぞカツマ。その調子じゃ』 「……」 一瞬、エファナティカの意識が飛んだ。 はしたなくも、耳を押し付けていた。 『カツマ、カツマ…そうじゃ…なかなかのものじゃぞ…』 『いつもっ、こっちが壊れるぐらいにっ、動くくせに…今日はなんでっ…』 『今日はそういう気分でな…ま、たまにはよかろう…良いのじゃぞ?カツマの好きにしても』 『じゃあ、パイズリで』 どかぁん。 『……すんまっせん。調子に乗りました』 『相手の身体的特徴を貶すのではなく、活用することを考えぬか…人の上に立つなら、大事なことじゃぞ』 『なるほど』 『わらわとルナテミスの身体は別物であろう?そこを楽しむのじゃ』 「へ、へ、陛下ーっ!な、何をなさっているんですかっ!」 気が付くと、エファナティカは隠し部屋の中に踏み込んでしまっていた。
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