それから特殊部隊は持参した通信機器で沖に待機している味方の艦隊に連絡した。
「提督!イリーナ・ミハエル中尉率いる特殊部隊が敵の通信基地破壊に成功したようです!これでジョノシアン海軍は来ません!」
「よし!部隊を上陸させろ!」
帝国兵を満載した揚陸艦が小さな漁村の浜に次々と着岸し部隊を上陸させていった。
歩兵部隊、砲兵部隊、戦車部隊、それらの燃料や弾薬、食糧などの補給物資…。
…キュラキュラキュラキュラ…
「何だぁ…?」
村のある漁師は何故か通りから聞こえて来るキャタピラの音に気付いた。
「あぁ…あぁん…あ…どうしたのぉ…父さぁん…?」
彼の上にまたがって腰を振っていた彼の娘が尋ねる。
ちなみに二人とも全裸であった。
ジョノシアン王国では当たり前に見られる光景である。
ちなみに別室では漁師の妻が息子とベッドを共にしていた。
バァーンッ!!!
「動くなぁ!!両手を上げろ!!抵抗すると撃つぞ!!」
突然ドアが蹴破られて完全武装の帝国兵3、4人が部屋に入って来た。
「て…帝国軍!?何で…!?」
「きゃあぁぁーっ!!!?」
父娘は銃剣を突き付けられて裸のまま外に連れ出された。
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