原始戦争
-削除/修正-
処理を選択してください
No.8
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
太一郎は顔が高揚するのを感じ、それを両手で覆った。 そして、最後に抜いたあの日を思い出していた。 戦況が上向きの時であったとしたならば、任務遂行の前夜に女を宛てがわれることは常であったが、 食べるものも事足りぬ、離島での旅立ちではそれも叶わず、 せめてものと言う上官の計らいで、鈴木と二人、数時間の個室の利用を許された。 当然、軍生活を送っていても自慰行為は行なう。 皆、男なのだ。 しかしながらそれは人知れず、便所でであったり、寝静まった隣人に気づかれないようにそっと行なうしかなかった。 任務遂行にあたり、名ばかりの少尉という称号を貰いはしたが、所詮、太一郎は一等隊、 人目気にせず、素っ裸で自慰を行なうこと自体、この時が久方ぶりであった。 あの日からどのぐらい経っているのか? 自分がどのぐらい、ここで眠っていたのか太一郎には見当もつかなかったが、 個室では3発も抜いたというのに、この自身の昂りを見て、それは数日間は経っているのだろうと、時は読めた。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
戦争
>
原始戦争
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説