原始戦争
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No.23
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内壁に描かれた奇妙な文様、それがこの部屋の最大の仕掛けであった。 日本の伝統的妖術と魔界の秘術…それから日本軍の科学技術が融合した、精の解析記録装置。日本男児の持つ精気を解析し、様々なデータを取るのだ。 部屋に入った二人はすぐに服を脱ぎすてると中から鍵を閉めた。 そしてそのまま部屋の隅に座り込むと、己の肉体を慰め始めるのである。 太一郎と鈴木にとってこれは久々の自慰であり、任務前の最期の楽しみであった。 二人の顔には任務や死への恐怖などなく、ただただ興奮と喜びに満ちていた。 そして二人の手の動きはどんどん激しくなっていく。 部屋の中に響きわたるくぐもった喘ぎ声がより一層激しくなると同時に、部屋のいたるところで火花が飛び始めた。だが二人はそれに気づくことなく行為に没頭していくのである。 やがて絶頂の時が訪れた。二人は同時に大量の白濁液を発射すると、ぐったりと床に倒れ込んだ。 荒い呼吸音だけが部屋に響く中、鈴木がポツリと呟いた。 ――いよいよ明日か…死ぬんだな俺たち… その声は隣の部屋に居る太一郎には聞こえなかった。だが、鈴木が何を言ったのかはすぐに分かった。
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