セーラー服と歩兵銃
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「カトウ三佐ぁ!!このままでは本当に全滅ですぅー!!」 片目をやられたハヤマ一尉が傷口を手で押さえながら叫んだ。 彼女の美しい顔は血まみれで、指の隙間から片方の眼球がブラブラと垂れ下がっている。 カトウは叫んだ。 「退却ぅー!!退却だぁ!!退却せよぉー!!」 「…退却!?」 「退却だって!!」 「みんなぁ!!退却よぉー!!」 「早く逃げましょう!」 あれほど勇ましかった少女達は“退却”と聞いた途端、蜘蛛の子を散らすように真っ先に逃げていく。 「手の開いている者は負傷者を…ってコラーッ!!!自分の銃くらい持って逃げやがれ馬鹿野郎おぉぉーっ!!!!」 「ちょっと!あんた達!クラスメートを見捨てて逃げるなんて何考えてるのよー!?」 逃げる少女達の背に向かって、あのリーダー格の少女が叫ぶ。 彼女は傷を負った同級生を背中に負ぶっていた。 ほう、一人くらいは骨のあるヤツがいたか…とカトウは思った。 ただ彼女が負ぶっている少女は首から上が無かったのだが…。
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