兵隊制度
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「―――新型の妊兵の飼育、ですか?」 所長室に向かったルクスは施設の最高責任者からの言葉にそう答えた。 「うむ。我が国は種兵・妊兵で兵士を増産する『兵隊制度』によって戦線が維持されている。 しかし戦争とは生き物だ。いつ何がきっかけで劣勢に追い込まれるかわからない。 そこで上層部は考えたわけだ。このまま『ただの兵士』を量産していたのでは、いつ状況をひっくり返されるかわからない。 もっと優秀な兵士をたくさん作らなければ、とね」 「あ、はい。誠にもってそのとおりであります」 所長の言葉に戸惑いながら答えるルクス。 だが彼が戸惑っているのは武器・兵器の開発よりも兵士を優先する考え方ではない。 その程度のことならカリマ公国の人間なら、むしろ常識の範囲なのだから。 そしてルクスは迷いながらも、ついに抱いていた疑問を所長にぶつけてみた。
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